転職エージェントって使うべき?|メリット・デメリット、向いている人、使わない選択肢も解説

転職について

「転職エージェントって使うべき?」
転職を考え始めた人なら一度は浮かんだことがある疑問ではないでしょうか。

この記事では、
転職エージェントを選ぶことはできるのか?という仕組みの部分から、
転職エージェントを使うメリット・デメリットや利用した方が良い人・そうでない人という
”転職エージェントの利用を検討する際のヒント”となる内容をお届けします

転職エージェントって自分で選べるの?

りさ(妻)
りさ(妻)

そもそも、転職エージェント(担当者)って自分で選べるの?

サイトに登録したら勝手に決められちゃうし、

スカウトも声をかけてくれた人にお願いするしかないんだよね?

たぬ(夫)
たぬ(夫)

りさの言う通り、選べないと思っている人が多いよね。

でも実は、選べる場合と選べない場合の両方があるんだ!

選べる/選べないといった仕組みは、エージェントとの出会い方によって大きく変わります。
以下で、よくある4パターンをご紹介します。

転職エージェントとの出会い方|4パターン

①人材紹介のHPに登録する

リクルートエージェントやduda等の公式サイトに登録すると、
登録情報に応じて自動的にエージェントが割り振られることがほとんどです。
この場合、連絡をしてきた人が担当者になるため、自分からエージェントを選ぶことはできません。合う合わないは運次第…というのが現状です。

②知人にエージェントを紹介してもらう(=リファーラル)

転職経験のある知人から、「この人良かったよ!」とエージェントを紹介してもらう場合は、自分で担当者を指定して担当してもらうことができます
夫も、過去に転職を支援した候補者からの紹介で新たな候補者を担当することが多くあるとのこと。その場合は、候補者から見ても最初からある程度信頼を置いて話ができるため、エージェントの活用とし最も良い方法の一つだと思っています。
※知人と業界/業種が大きく異なる場合は、専門性の関係で担当が変わる場合もあります。

③ダイレクトスカウトサイトに登録する

ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどのスカウト型サイトに登録すると、エージェントや企業から直接スカウトが届きます。この場合、声をかけてきたヘッドハンターと呼ばれる人が担当者になるため、自分からエージェントを選ぶことはできません

④ビジネスSNSを活用する

最近では、LinkedIn等のビジネスSNSを活用して転職活動を進める人も増えてきています。
ビジネスSNSに登録をすると、③のようにスカウトが届く場合がある他、自分から気になったエージェントに声をかけることも可能です。
そのため、ビジネスSNSを活用した場合のみ、エージェントを選べる場合と選べない場合の両パターンが存在します
※②同様、専門性の観点から担当してもらえないケースもあるため”声をかけたから絶対に担当してもらえる”わけではありません。

転職エージェントを使うメリットとデメリット

転職エージェントを利用する上で気になるのが、メリットとデメリット。
実はこれ、担当のエージェントによって大きく左右されるというのが私たちの実感です。

この記事では、あくまで”一般的な”転職エージェントのメリットとデメリットについてまとめています。
「どんな担当者に当たるか」で良し悪しが変わってしまうからこそ、信頼できるエージェントを見極めることがとても大切です。

その見極め方については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください!
👉転職エージェントとは?|役割、仕組み、選び方を夫婦で話して気付いたリアル | キャリアの道しるべ

メリット

・キャリアの棚卸ができる
・希望に対してマッチする求人を教えてもらえる
・非公開求人がある
・ネットで調べても出てこない情報(役員の人物像、面接対策の傾向)を知ることができる
・条件面(給与、役割、待遇、責任、就業スタイル、入社日など)の交渉を代理でやってもらえる
・面接対策、書類添削等のサポートをしてもらえる

デメリット

・企業の応募や面接等、自分のペースで進められない場合がある
・希望と異なる求人を提案される場合がある

また、中小企業の場合、同じ能力値、同じタイミングで、直接応募をした候補者とエージェント経由で応募した候補者がいた場合、直接応募した候補者が優先して合格する場合があります。
(理由)エージェント経由で応募した候補者が合格した場合、企業はエージェントに成果報酬を払う必要があり、直接応募をした候補者を合格させた場合よりもコストがかかるため。
※ただし、ごく稀なケースです。

転職エージェントの利用が向いている人/向いていない人

向いている人

・キャリアの棚卸から手伝ってほしい人
・初めての転職で流れが分からない人
・履歴書、面接に不安がある人
・非公開求人に興味がある人
・自分の市場価値を知りたい人
・市場動向を知りたい人

向いていない人(利用しなくても良い人)

・自分で正しく意思決定できる人
  =自分が求めている条件が明確で十分な企業情報を持っている人 等
・明確な志望企業が決まっていて、直接応募したい人
 ※中途採用の場合、志望動機(推薦文)はエージェント側で記載するのが一般的です。
  そのため、自分で直接応募する場合、企業によっては志望動機を別途考えて提出する必要があります。
・転職したい企業に知り合いがいてその人の紹介で入社したい人(=リファーラル)

夫婦の気づき

転職エージェントの利用は”担当者”が良ければ絶対オススメ

転職エージェントを使って転職をするか迷っているなら、
まずは「信頼できる担当者に出会えるかどうか」を基準にしてみてください。

もし「合わないかも」と感じたら無理にやりとりを続ける必要はありません。
しかし、相性の良いエージェントと出会えたら、転職活動は格段に進めやすくなり、納得度上がります

「エージェントを使うかどうか」ではなく、
「誰に相談すれば記載したメリットを十分に享受できるか」を考えることが、非常に重要だと感じました。

結論

転職エージェントは求人を紹介するだけではありません。
一緒に「何を大切にして働きたいか」を整理し、時には転職しないという選択肢まで視野に入れてくれる”キャリアの伴走者”にもなり得ます

だからこそ、”誰を選ぶか”がとても大切。
無理に使う必要はありませんが、相性の良い担当者と出会えたなら、非常に強い味方になります。

そんなことを意識して、あなたにとって”納得のいく選択”ができますよう、
私たち夫婦の会話が一助となっていればうれしく思います。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
転職エージェントについて、私たち夫婦で話す中で気づいたことをお伝えしました。

あなたが感じている転職やキャリアの不安、
「こんなことに悩んでいる」「こんな経験があった」など、
良ければコメントで教えてください!

一緒に”もやもや”を言語化できればうれしいです☺️

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